物を集める心理?
私ごとだが、家の本棚に漫画やCD・DVDやフィギュア、服もスニーカーもついつい買ってしまい、自分の部屋には物があふれている。いいおっさんになっても物をコレクションしており妻は呆れ顔。
調べてみると“物を集める心理”というのは
- 完璧主義
- 自慢したい気持ち
- 寂しさから
- 個性を求めて
などの心理が起因しているという。
完璧主義コレクターは、数字が記されている物など全部集めないとスッキリしない性格であり、コンプリートに快感をおぼえるタイプ。
自慢したいコレクターは、レアな物や限定品を持っていることで人から尊敬されたいという意識が強く、自慢することで周囲から羨望の眼差しを集めたいタイプ。
寂しがりコレクターは、物を購入したり部屋の中がコレクションでいっぱいになることで心の隙間を満たし、その物に没頭することで寂しい気持ちを忘れようとしているタイプ。
個性を求めるコレクターは、ある特定の物(特にブランドなど)を集めることによって周囲から自分がこだわりのある人だと思われたくて集めており、自分の世界観を構成するために物を集めているタイプ。
うーん、どれも自分に当てはまるとは思えない。他人から見ると違うんだろうが…。
もう少し調べてみると
虚栄心、所有欲が強い人、コミュニケーションの手段、社会性の欠如などなど。
そしてコレクターには男性が多いらしい。
“トロフィーワイフ”という言葉があるように自慢や所有欲を満たしたのはやはりいつの世も男なのであろう。
価格:43,448円 |
IKEAの本棚BILLY
ミニマムな生活が市民権をえている昨今、物をコレクションしたり、無駄な物を買ったりすることは家で肩身の狭いおもいをする。
「またこんなもの買って…。きもっ」と妻によくいわれる。妻はわりとミニマリストのほうだ。家には物が少ないほうが良しとしているタイプ。だがいろいろ買ってたとしても自分のお小遣いの範囲だ。あんまり言わないでほしい。IKEAの本棚BILLY(オタク諸兄御用達)1個に収まる程度なのだから。
そう、このお小遣いの範囲&本棚に収まる程度というのも、物を集めることをセーブする作戦の1つだといえる。私のようなおっさんは当然お小遣い制だし、家の中で自分のものを置くスペースは限られているので、この予算制限&スペース制限作戦はかなり有効である。
余談ではあるが最近家具店(実店舗)に本棚やCDラックの大型なものの種類が少なくて、時代はサブスクリプションなのだと考えさせられる。そんな中、IKEAの本棚BILLYは今時の家具の中では気骨の入ったマッチョな本棚だといえる。まさに北欧魂。
……マッチョな本棚ってなんだよ。
SHINGオタキングこと岡田斗司夫先生も愛用の本棚、IKEAのBILLYを或るおっさんがレビューしてみました!仕様・使い勝手、長所や短所を解説します!rakuten_affiliateId="0ea6206[…]
上には上がいる!
コレクターの中にはBILLYを複数所有する筋金入りの人もいる。鑑賞用・保存用・布教用と必ず3点買いして、コレクションのためにトランクルームを借りたり、ワンルームを借りたりする人も。中には自分のコレクションで床が抜けるようなツワモノもいる。
そう上には上がいるのだ。
自分は大したことはないし、多かれ少なかれみんな物を集める時期があったはずで、それがおっさんになってもやってるだけの話。
Whynot!って感じだ。
環境でブレーキがかかる。大人ですから。
人生いきていると、物を増やすどころではない局面に遭遇することは多々ある。結婚や教育、住宅ローンに車のローン。それらの環境を物欲を抑えてクリアにしていかなければならない。私の場合その環境の象徴が妻であり家族である。
物を増やすことに悩んでる人は自分の内側に原因があると考えるが、じつのところ原因は環境であり、悩みの根本は内側ではなく外側だと思う。
言ってくれる人や怒ってくれる人を大切に。耳の痛い意見も自分のためであると理解する。
妻帯者ではない方は自分の大切な人を思い描けば良い。環境でブレーキがかかる。大人ですから。
まとめ
物を増やしてしまうことは悪いことではないし、なんなら資本主義社会においてなくてはならない役割。仕事や人間関係などで心にストレスを抱えている人にとってはいい気分転換。いろいろ思い悩んでも精神衛生上よくない。対処法は
・予算制限
・スペース制限
・上には上がいると気にしない
・ストップしてくれる人(または環境)を大切にする
これが物欲に対するおっさんの対処法である。