昔からアディダス派
私は昔からナイキよりアディダス派なのである。特に理由はない。だからナイキのスニーカーをプレゼントされたら喜んでナイキ派になる可能性もある。そのぐらいのうすーいこだわりである。
でもなぜだかアディダスが手元にある状況がここ何十年も続いている。
そこにきて今回また欲しくなったのはこのアディダスキャンパス00sである。
価格:13,200円 |
ファットシューレースの復権
見ての通りファットシューレースが標準装備なのである。
80年代のHIPHOPカルチャーから発生したファットシューレース。今ではスニーカー界のトップとして人気のナイキだがこの頃はまだジョギング用のスニーカーのイメージが強く、ストリートではあまり人気はなかったらしい。
セットアップのアディダスのジャージにKANGOLのハットなどを合わせるスタイルがニューヨークのブロンクスから流行りはじめる。
そして足もとはファットシューレースを通したアディダスやプーマ。もしくはRUN-D.M.C.のように靴紐を全部外すスタイル。
ちなみにアメリカの監獄で防犯のために靴紐を外した靴を使用していたことが、靴紐を全部外すスタイルのもとになっているようだ。
Beastie Boysとアディダスキャンパス
アディダスキャンパスには80sと通常版、古着屋界隈ではフランス製のものがあったと記憶している。
80sと通常版の違いはこちら
アディダスのキャンパスの現行モデル(通常版)とキャンパス80’sモデルの違いが気になりますか?本記事では、その2種類のキ…
フランス製はシュッとした洗練された印象。80sと通常版はややスマート、そしてここにきて00sの群を抜いてボッテリ感のあるフォルム。
00sだけが異彩をはなっているのがわかる。
懐かしく思い出すのはアディダスを履いていたミュージシャンたち。ビースティボーイズを筆頭にジャミロクワイ、リアム・ギャラガー、ボブ・マーリー、そして前出のRUN-D.M.C.。
特にビースティボーイズはよく聴いていたし、メンバーのマイクDが設立に携わったXLARGEは昔も今も大好きなブランドであり、思い入れは特別である。
価格:7,999円 |
アディダスキャンパス00sディテール
ファットシューレース以外にもポイントとしては…。
この黒いソール、ありそうでなかなか無い。こういう感じの見ためはvansのスニーカーくらいかもしれない。そしてシュータンがでかい。
シュータンをべろっと出して履くことも想定した作りになっているようだ。しかしながらおっさんにそんな履き方が許されるはずはない。ヒモは上まで通して着用することにする。
うーん、なかなかファットなスニーカーだ。シルエット的にブーツの代替え品として機能するのかもしれない。例えば普段ブーツをメインに履いている人にとっての気軽に履けるセカンドシューズ的なものとか。
ボッテリ感とボトムスとの相性
どんなボトムスと合うかといえば…。
UNIQLOユーティリティ・ベイカーパンツ。軍パン風ボトムス。結構太めのパンツでも足元は負けていない。
同じくUNIQLOユーティリティワークパンツ ダブルニー。こちらも結構太いパンツ。やはりブーツと同じ感じで合わせられる。
リーバイス503 やはり太いボトムスにファットなスニーカー “太×太” が自分にとっては正解なのかも。よくスキニーパンツにゴツめのスニーカー(エアアップテンポとか)をあわせる人もいるが、あれはおっさんにとっては少し気恥しい。悪くはないが真似しようとは思わない。
まとめ
ファットシューレースに黒いソール。ブーツ感覚で太いボトムスにあわせられる。また、アディマティックと同様にこれからいろいろなカラーが発売することが決まっている。
アディダスキャンパス 00sはおススメである。
価格:13,200円 |